2023 スーパーバイク世界選手権(SBK)開幕戦のスーパーポール・レースとレース2が、2月26日にオーストラリアのフィリップ・アイランド・サーキットで開催され、ドゥカティにとって歴史的なシーズン初戦となった。Aruba.it Racing - Ducatiチームは、Aruba.it Racing WSSPチームとともに、週末に開催されたすべてのレースで優勝し、ドゥカティ初となる「完全制覇」を達成した。
土曜日のレースでのバウティスタとブレガが勝利を収めた後、日曜日に開催されたスーパーポール・レースとレース2の両方でアルバロ・バウティスタとマイケル・リナルディが1-2フィニッシュを飾り、World SSPのレース2でもニコロ・ブレガが表彰台の頂点に登壇した。
アルバロ・バウティスタ(Aruba.it Racing - Ducatiチーム #1)
「夢のような週末となった。間違いなく、最高のシーズン・スタートとなった。雨やさまざまな気温の中でレースが開催されたが、すべての条件で僕たちのマシンが速いことを証明することができたので、とても嬉しい。素晴しいマシンを仕上げてくれたチームに感謝したい」
マイケル・リナルディ(Aruba.it Racing - Ducatiチーム #21)
「とてもポジティブな日曜日だった。昨日のレースでは苦戦したが、集中力を維持して、テストで達成したレベルを、シーズンを通して維持できることを示すことが重要だった。スーパーポール・レースはとても楽しむことができた。レース2では、非常に速いペースを保つことができた。昨年と比較して、僕たちは大きな前進を遂げたと思う。今後は、アルバロのペースに近づくことができるように、マシンの細部を調整する作業に取り組みたい」
ニコロ・ブレガ(Aruba.it Racing WSSPチーム #11)
「シーズン開幕戦の最初の2つのレースで優勝することができて、言葉では表現できないほど感動している。この冬、僕たちはハードワークを続けてきた。チームは本当に素晴しい仕事をしてくれたし、僕はトレーニングに励んできた。これらの取り組みが報われたと思う。インドネシアの第2戦が今から楽しみだ。去年のレースでは、このサーキットで良い感触を得ている」