デザインが見直されたフロントエンド
新型ムルティストラーダV2のフロントエンドは、前方へ伸びるスポーティなラインを特徴とし、よりアグレッシブでダイナミックなスタイルが実現しています。ビーク(くちばし)のデザインが一新され、より短く、バイクの他のコンポーネントと一体化されています。新しいフェアリングとデフレクターはサイドパネルと完璧に調和し、エアロダイナミクスと熱的快適性を向上させます。ムルティストラーダV4とパニガーレからインスピレーションを得たヘッドライトは、よりアグレッシブな外観と優れた視認性を実現し、このモーターサイクルがムルティストラーダV2であることをすぐに認識することができます。
新しい5インチ·フルTFTディスプレイ
新しい5インチ·フルTFTカラー·ディスプレイは、最適なコントラストと鮮やかなカラーを採用し、あらゆる状況で優れた視認性を実現しています。すべての情報を見やすく表示できるようにレイアウトを見直し、直感的な操作ができるようにインターフェイスが新設計されました。
精度と安定性を高めて進化したシャシー
新型ムルティストラーダV2は、完全に新開発されたシャシーを採用しています。エンジンを構造部材として使用するアルミニウム製モノコック·フレームは、重量を削減し、バイクの俊敏性を向上させるのに貢献しています。さらに、トレリス·サブフレームと新しいアルミニウム製両持ち式スイングアームにより、安定性と耐荷重性が向上し、あらゆるライディング状況で最適なコントロール性が実現しています。これらのアップデートにより、快適性とハンドリングが最適化され、コーナリング時と高速走行時の両方でレスポンスと安定性が向上します。
ライディングモードとは独立したサスペンションモード
ムルティストラーダV2に採用された新しいサスペンションモードは、サスペンションの高度なコントロールを提供し、ライディングモードとは完全に独立して作動します。つまり、エンジンパワーやエレクトロニクスの作動設定を変更することなく、サスペンションの設定をカスタマイズすることが可能です。
ライダーとパッセンジャー用に最適化されたエルゴノミクス
設計が完全に見直されたシートは、2つの高さ(850mmと830mm)に調整することが可能で、スタンダード・バージョンでは、ロー・シートを装着することで810mmまで下げることができます。Sバージョンでは、ローダウン·サスペンション·キットを使用して790mmまで下げることができるため、あらゆる体格のライダーに優れた足つき性を提供します。また、パッセンジャーの快適性が向上し、足元および胴体のスペースが改善され、より快適でリラックスした姿勢が取れるようになりました。これにより、ロングツーリングでも、非常に快適な旅行が実現します。
新しいドゥカティV2エンジン
ドゥカティ2気筒エンジンの象徴となっている90°V型2気筒レイアウトを採用したこの新しいエンジンには、可変バルブタイミング·システムが搭載されており、低回転域では非常にスムーズで豊かなトルクを発生する一方で、高回転域ではスポーティなパフォーマンスを発揮します。排気量890cc、最高出力115psのこのエンジンは、ユーロ5+規制に適合しており、重量はわずか54.4kgで、ドゥカティ史上もっとも軽量な2気筒エンジンに仕上がっています。
1 デザインが見直されたフロントエンド
2 新しい5インチ·フルTFTディスプレイ
3 精度と安定性を高めて進化したシャシー
4 ライディングモードとは独立したサスペンションモード
5 ライダーとパッセンジャー用に最適化されたエルゴノミクス
6 新しいドゥカティV2エンジン
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