SBK第10戦アルゼンチン・ラウンドのレース1でバウティスタが優勝、リナルディは素晴しいスタートを切って5位フィニッシュ、WSSPのブレガは苦戦して11位

スーパーバイク世界選手権(SBK)第10戦アルゼンチン・ラウンドのレース1が、10月22日にサンファン・ビリクム・サーキットで開催された。3番グリッドからスタートしたAruba.it Racing – Ducatiチームのアルバロ・バウティスタは、オープニングラップの途中でトップに浮上したが、ターン9でクラッシュしたトプラク・ラズガットリオグル(ヤマハ)を避けるためにワイドに膨らんでポジションを後退。しかし、スペイン人ライダーのバウティスタは、その後素晴しい追い上げを見せ、4周目から8周目にかけてイケル・レクオーナ(ホンダ)、ジョナサン・レイ(カワサキ)、アクセル・バッサーニ(ドゥカティ)を次々とオーバーテイクして1位でチェッカーを受けた。

マイケル・リナルディは8番グリッドから素晴しいスタートを切り、2周後には5番手に浮上。しかし、その後は同じペースで走行することができず、表彰台争いから後退して5位でフィニッシュした。

アルバロ・バウティスタ(Aruba.it Racing – Ducatiチーム #19) 1位
「優勝できて本当に嬉しい。チームが非常に戦闘力のあるマシンに仕上げてくれたおかげだ。彼らが素晴らしい仕事をしてくれたことで、昨日よりもマシンのフィーリングが各段に良くなった。彼らに感謝したい。トプラクがクラッシュしたときに、僕のマシンともう少しで接触するところだったが、1周目だったのが幸いした。もちろん、今日の勝利は重要だ。今後も、次のレースに集中したい」

マイケル・リナルディ(Aruba.it Racing – Ducatiチーム #21) 5位
「表彰台グループに比べてまだ何か足りないことは分かっていたが、今朝のフィーリングは昨日よりもはるかに良かった。レース序盤はかなり安定していたが、数周後から少し困難な状況となった。少なくとも5位でフィニッシュするために、ミスをしないように努めた。全体的な状況を考えるとポジティブな結果だが、明日の目標はさらに大きな飛躍を遂げることだ」

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ニコロ・ブレガは鋭いスタートを切ったものの、その後は表彰台グループにとどまることができず、11位でフィニッシュした。

ニコロ・ブレガ(Aruba.it Racing WSSPチーム #11)
「かなり複雑なレースだった。いつものように速く走ることができず、苦戦している。シーズン序盤のように、速く走れるセットアップを見つける必要がある。チームは素晴しい仕事をしてくれると信じている」