World Ducati Week 2022のプログラムの詳細が、ラヴェンナ(イタリア)のテーマパーク、ミラビランディア(Mirabilandia)のドゥカティ・ワールドで開催された記者会見で発表されました。この記者会見には、ドゥカティ最高経営責任者(CEO)のクラウディオ・ドメニカーリ、ライダーの“ペッコ”バニャイア、エネア・バスティアニーニ、ルカ・マリーニ、マルコ・ベッツェッキ、ミケーレ・ピッロ、アルバロ・バウティスタ、マイケル・ルーベン・リナルディ、ニコロ・ブレガ、オリバー・ベイリス、そしてドゥカティの歴史的チャンピオンであるトロイ・ベイリスが参加し、3日間のイベントのハイライトが発表されました。
ドゥカティCEOのクラウディオ・ドメニカーリは次のように述べています。「ここミラビランディアのドゥカティ・ワールドで、ドゥカティ・コミュニティのファンやクラブの方々との絆を深める特別なイベント、World Ducati Week 2022の詳細を発表することができて、大変嬉しく思っています。私たちは、本当の家族のような存在です。WDWは、ドゥカティが推進しているデジタル化やテクノロジーを、人と人との繋がりの重要性や、出会いの喜びといった価値観と、どのように結びつけるのかを示す好例となっています。これにより、ドゥカティ・ブランドは、イタリアならではのコンセプトを、世界に向けて発信するアンバサダーとしての役割を果たしています。World Ducati Weekは、ドゥカティとモーターサイクル・ファンが情熱を共有する場です。このイベントで、ドゥカティスタの皆様は、ドゥカティの経営陣や、彼らのヒーローであるMotoGPやSBKのライダーと交流を深めることができます。ドゥカティおよびモーターサイクルに対する情熱を分かち合い、第1回目のイベントからWDWの会場となってきたミサノ・サーキットで皆様とお会いし、ドゥカティ・バイクの美しさやプライドについて直接語り合えることを、今から楽しみにしています」
World Ducati Week 2022では、再びファンの皆様に、感動、情熱、そして楽しさに満ち溢れた週末をお届けします。今年で11回目を迎えるこの世界最大級のモーターサイクルの祭典は、7月22日~24日にミサノ・ワールドサーキット“マルコ・シモンチェリ”で開催されます。今回のWDWも、楽しい雰囲気の中で、ドゥカティへの情熱を共有することができる素晴しいイベントになるでしょう。
WDWは、すべての国籍、年齢、性別、パーソナリティ、バックグラウンドを備えた人々に開かれています。都会を離れてワインディングロードでの走りを楽しみたい方、サーキットでの走りを満喫した方、そしてエキサイティングなオフロードに挑戦したい方。World Ducati Weekは、他のモーターサイクル・ファンとリラックスした時間を過ごしながら、これらすべての情熱を体験することができる特別なイベントです。
今回の記者会見では、恒例となっているMotoGP、スーパーバイク世界選手権、スーパースポーツ世界選手権のライダーによるレースに、ドゥカティのパートナーであるレノボの名称が付けられることが発表されました。グローバルなテクノロジー企業として、MotoGPドゥカティ・レノボ・チームのタイトルおよびテクノロジー・パートナーを務めると同時に、スーパーバイク世界選手権に参戦するAruba.it Racing - Ducatiチームのメイン・スポンサーでもあるレノボは、ミサノ・ワールドサーキット“マルコ・シモンチェリ”で開催され、ドゥカティ・ライダーが一堂に参戦して白熱したバトルを展開するレース、「レノボ・レース・オブ・チャンピオンズ」にもスポンサーとして参加します。
7月23日に予定されている「レース・オブ・チャンピオンズ」は、WDWでもっとも高い人気を誇るイベントです。このイベントでは、MotoGP、スーパーバイク世界選手権、スーパースポーツ世界選手権から21人のドゥカティ・ライダーが参戦し、パニガーレV4とパニガーレV2の2つのカテゴリーに分かれて優勝を競います。記者会見では、チャンピオンシップに参戦しているマシンのグラフィックにヒントを得た、“ペッコ”バニャイアとアルバロ・バウティスタが駆るパニガーレV4の特別なカラーリングが初公開されました。「レノボ・レース・オブ・チャンピオンズ」に参戦したパニガーレV4は、レース後に熱狂的なファンが入手できるようになります。
ドゥカティの全ラインナップを用意
誰もが認めるWDWの主役は、ドゥカティのモーターサイクルです。最新世代のシミュレーターを使用してパニガーレでレースに参戦したり、ドリフト走行を模した特別なプラットフォームに配置されたストリートファイターに跨って記念写真を撮影したりすることもできます。ムルティストラーダのファンの方々は、初代から最新バージョンまでの代表的なモデルを見ながら、モーターサイクルの歴史に触れることができます。2輪だけでなく4輪ファンでもある来場者は、ダカールラリーに参戦したAudi RS Q e-tronと、そのマシンにヒントを得た特別なカラーリングを纏ったデザートXを見ることができます。さらに、ディアベル1260ランボルギーニの隣には、このバイクのインスピレーションの源となったランボルギーニ・シアンFKP 37が展示されます。
ワールド・プレビュー
World Ducati Week来場者には、恒例となっている特別なプレビューも用意されています。会場にはクローズドルームが設置され、ファンの皆様は、今秋正式発表される2023年のニューモデルの1台をいち早く見ることができます。
ライディング・エクスペリエンス
WDWでは、憧れのドゥカティ・モーターサイクルを見るだけでなく、乗ることもできます。ドゥカティおよびドゥカティ・スクランブラーのラインナップが用意され、ミサノ・サーキット近郊で試乗することができます。スポーツ・ライディングが好きな人は、自分のモーターサイクルで、サーキット・セッションを予約することもできます。さらに、ドゥカティ・テクノロジーとパフォーマンスの頂点に君臨する2022年モデルのパニガーレV4の試乗を予約することも可能です。WDW 2022では、前回に引き続きドゥカティ・ライディング・アカデミーも開催され、あらゆる年齢の、さまざまなレベルの経験を備えたライダーが参加することができます。若いライダーにはDREルーキーが用意されています。その一方で、アドベンチャー愛好家には、ムルティストラーダV4 S、ドゥカティ・スクランブラー・デザート・スレッド、新型デザートXを使用した、DREアドベンチャーの“ミニセッション”も開催されます。
ドゥカティ・チャンピオンズ
WDWでは、ドゥカティのオフィシャル・ライダーが、サーキットでさまざまなイベントに参加します。サーキットで行われる「レノボ・レース・オブ・チャンピオンズ」および「ラップ・オブ・オナー」では、ファンの皆様は、歴代のドゥカティ・ヒーローを見て、交流することができます。
イブニング・イベント
7月22日(金)には、すべてのドゥカティスタがもっとも待ち望んでいるイベントの一つ、World Ducati Weekパレードが開催されます!このパレードでは、「Let’s Ride as One」というスローガンの下、すべてのファンとそのモーターサイクルがサーキットに集結します。サーキットの周回から始まるこのパレードは、何千人もの参加者によるカラフルなモーターサイクルの隊列を形成して、スクランブラー・ビーチパーティが開催されるリッチョーネまでパレードランを行います。リッチョーネのサムサラビーチに設置されたパーティ会場では、世界的なヒット作を生み出し、超一流のクラブやフェスティバルでファンを熱狂させている、有名なイタリア人DJ兼プロデューサーのベニー・ベナッシがホスト役を務め、最高の音楽とともに過ごす楽しい夜を演出します。
7月23日(土)は、ドゥカティ経営陣がサーキットのホームストレートでファンの皆様に「ルスティーダ」と呼ばれるバーベキューをふるまう、恒例のイベントが開催されます。その後、夕方には、サーキットパドックに隣接するミサノのサンタモニカ・スタジアムで、ドゥカティ・ライダーがステージに登壇して、ファンに皆様に挨拶します。土曜日の夜は、イタリアのハウスミュージック・トリオ、メドゥーザのライブが行われます。このグループは、1,500万回以上のストリーミング再生回数を誇り、世界中のクラブで行われるライブ・ツアーはすでに完売となっています。
金曜日と土曜日の夜に開催されるイベントに参加するには、入場券を購入する必要があります。
DOC - ドゥカティ・オーナーズ・クラブ
過去のイベントと同様、今回のWDWも、強い絆で結ばれた世界中の321のドゥカティ・オーナーズ・クラブのメンバーが来場し、国際色豊かなイベントとなります。世界62カ国に29,000人以上の会員を擁するDOCは、同じ情熱を共有し、ドゥカティだけが提供できるエモーショナルな感動を愛する人々の集まりです。今年のWorld Ducati Weekにも多くのメンバーが集結し、イベントの重要な要素となっています。
地域との繋がり
これまでと同様、今回のWorld Ducati Weekも、開催地であるリビエラ地域のすべての都市の自治体と行政の積極的なサポートを受けています。ミサノ・アドリアティコ、リミニ、リッチョーネ、カットーリカ、サンマリノ共和国の各自治体は、イベントの期間中に何千人ものドゥカティスタを歓迎します。WDWは、モーターバレー・ブランドを宣伝するエミリア・ロマーニャ地域の観光会社、APTが主催する数多くの活動の一部でもあります。さらに、ミサノ・ワールドサーキット“マルコ・シモンチェリ”は、第1回目からイベントのメイン会場として、重要な役割を果たしてきました。
公式パートナー
World Ducati Weekには、数多くのパートナー企業が協賛しています。レノボに加え、ドゥカティMotoGPチームの他のパートナーやサプライヤーも参加を表明しています。主なスポンサーは、アクラポヴィッチ、シェル、Aruba.it、Carrera、Contadi Castaldi、Vmotoなどです。それ以外にも、テルミニョーニ、ピレリ、ボッシュ、ブレンボなど、市販モーターサイクルの開発でドゥカティをサポートしている歴史的なサプライヤーも参加しています。Pittarossoは、ドゥカティとドゥカティコルセ・ブランドの靴とアクセサリー・コレクションを発表します。Platumはドゥカティおよびスクランブラー・ドゥカティ・スクーターの電動マイクロ・モビリティ・ラインナップを、Locmanは時計コレクションを展示します。「Tech Village」と呼ばれるエリアでは、STM、Rizoma、Givi、Dainese、Arai、Garmin、X-Lite、Ilmberger Carbon Parts、Spidi、LV8、Andreaniが専用スタンドを設置して製品を展示すると同時に、彼らの専門知識を紹介します。
持続可能なイベント
2016年以降、World Ducati WeekはISO 20121規格に準拠した続可能なイベントとして認定されており、2022年版でも、モーターサイクル・ファン、パートナー、サプライヤー、従業員を巻き込み、社会的責任、環境サステナビリティ、ブランド意識の向上を念頭に置いた、記憶に残るイベントを開催します。ドゥカティの目標は、3年連続で持続可能なイベント認証を取得することです。
第11回WDWに参加するためのチケットは、すでに販売が開始されています。モーターサイクルで来場する場合、パッセンジャーとして来場する場合、1日のみ、あるいは3日間すべて参加する場合など、さまざまなチケットが用意されています。チケットの詳細は、ドゥカティ公式ウェブサイトの専用セクションに掲載されています。
18〜25歳の若者には、1日チケットと3日間の通しチケットの両方で、特別なルーキー料金が設定されています。
同伴者を伴った18歳までの未成年者、ヨーロッパ以外の国からのすべての来場者、障害者とその介護者の入場料は無料です。
World Ducati Weekで開催されるイベントの詳細は、今後数週間で発表されます。すべてのニュースは、専用ウェブサイト、ブランドのソーシャルチャネル、およびWorld Ducati Week公式Facebookページに掲載されます。
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