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MotoGP第8戦のドイツGPで“ペッコ”バニャイアが5位、ジャック・ミラーは6位フィニッシュ

2021 MotoGP第8戦のドイツGPが、6月20日にザクセンリンクで開催された。2日間晴天が続いた後、日曜日に開催された決勝レースのオープニングラップでは小雨が降ったものの、ウェット・コンディションにはならなかった。 

10番グリッドからスタートしたフランチェスコ・バニャイアは、大きくポジションを挽回して、レースの主役の1人となった。バニャイアは、オープニングラップで16番手まで順位を落としたが、レース中盤に向けてリズムを取り戻し、数多くのライバルをオーバーテイクして、チームメイトのジャック・ミラーの背後に迫った。“ペッコ”バニャイアは、最終ラップでミラーをパスし、5位でチェッカーを受けた。

2列目の4番グリッドからスタートしたミラーは、素晴らしいスタートを切り、その後の数周でトップグループを走行。レースの半ばまでは3番手を走行していたが、最終ラップでポジションを落とし、フィニッシュラインから数コーナー手前でバニャイアにオーバーテイクを許して6位でフィニッシュした。

第8戦終了時点で、ミラーはライダーズ・ランキング総合3位につけている。バニャイアは、わずか1ポイント差で4位となっている。ドゥカティおよびドゥカティ・レノボ・チームは、コンストラクターズおよびチーム・ランキングの両方で2位につけている。

フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム #63) 5位
「ポジションを大きく挽回することができたが、今日は表彰台争いができると思っていたので満足はしていない。残念ながら、最初の数周はここ数日とはマシンのフィーリングが違っていたため、リズムに乗るのに苦労した。しかし、レース後半にはフィーリングが良くなり、反撃を開始した。タイヤをうまく温存しながらコンスタントなペースで最後まで走り、5位までポジションを上げることができた。1週間後にはオランダGPがあるので、集中力を切らさないようにしたい」

ジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム #43) 6位
「昨日と比べて、今日のレースでは少し苦しい展開となった。マシンの戦闘力は高く、優勝争いができると思っていたが、グリップが足りなかった。最終ラップでは、これ以上ポジションを落とさないよう、リアタイヤに負担をかけ過ぎないようにして走行した。もう少し上位でフィニッシュできると思っていたが、チャンピオンシップで貴重なポイントを獲得することができた。データを分析し、今日うまくいかなかった理由を理解して、次の週末のオランダに向けて戦闘力を高めたい」 

MotoGP第9戦のオランダGPは、1週間後の6月25日~27日にTTサーキット・アッセンで開催される。

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