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MotoGP第2戦のインドネシアGPが開催、雨の難しいレースでジャック・ミラーが4位フィニッシュ、フランチェスコ・バニャイアは15位

  • プラマック・レーシングチームのヨハン・ザルコは、ドゥカティ・デスモセディチGPで表彰台を獲得、エネア・バスティアニーニはライダーズ・ランキング・トップを維持

2022 MotoGP第2戦のインドネシアGPが3月20日にロンボク島のマンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで開催された。決勝レースは、ピットレーンが開く直前に降った雨により1時間以上延期され、小雨に変わった現地時間の午後4時15分にスタートした。

9番グリッドからスタートしたオーストラリア人ライダーのジャック・ミラーは、レース序盤に力強い走りを見せ、2周目にトップに浮上するが、最後までこのポジションをキープすることはできなかった。4周目にミゲル・オリベイラ(KTM)にオーバーテイクを許すと、その後は2番手を走行。しかし、レース中盤以降に、最初はファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)に、次にドゥカティ・ライダーのヨハン・ザルコにパスされ、最終的に4位でフィニッシュした。このレースで、ミラーは13ポイントを獲得し、ライダーズ・ランキング・トップのエネア・バスティアニーニ(ドゥカティ - グレシーニ・レーシング)と17ポイント差のランキング11位となっている。

チームメイトの“ペッコ”バニャイアは、スタートの問題でペナルティを科され、オープニングラップを12番手で通過。イタリア人ライダーのバニャイアは、ポジションの挽回を試みたが、フロントタイヤのグリップ不足により、思うようにプッシュできない展開となった。その後、第1コーナーで大きなリスクを冒してはらみ、さらにポジションを落とし、最終的にフィニッシュラインを15位で通過。1ポイントを獲得して、ランキング20位となっている。2022年シーズンの第2戦終了時点で、合計41ポイントを獲得したドゥカティは、コンストラクターズ・ランキング2位となっている。

ジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム #43) 4位
「残念ながら今日は、最後までペースを保ってトップを走ることができなかった。良いスタートを切ったが、リアのグリップが不足していた。週末を通してドライ・コンディションだったので、ウェットのセットアップは手探り状態だった。おそらく、何かが足りなかったのだと思う。レース中は、一定のペースで走ることができた。レース終盤はペースを上げることができたが、限界に達したので、これ以上プッシュすることはやめ、レースをコントロールして少しでも多くのポイントを稼ぐことに集中した。全体として、ポジティブなレースだった。次のグランプリでも、再び良い結果を出したい」

フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム #63) 15位
「過去のレースでは、ウェットで高い戦闘力があったが、今日はマシンのフィーリングがあまり良くなかった。思い通りにブレーキをかけることができず、プッシュすることもできなかった。午前中のウォームアップでは、ドライ・コンディションでペースも良く、上位を狙えると思っていたので残念だ。今日は、天気を味方につけることができなかった。これまでの2レースで、僕たちは本来のポテンシャルを示すことができていない。次のアルゼンチンGPでは、状況を改善したい」 

2022 MotoGP第3戦のアルゼンチンGPは、4月1日~3日まで、アウトドロモ・インテルナシオナル・デ・テルマス・デ・リオ・オンドで開催される。

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