• ドゥカティが圧倒的な強さを発揮：ドゥカティ・レノボ・チームのフランチェスコ・バニャイアとデスモセディチGPが2年連続でMotoGPワールド・チャンピオンを獲得、イタリアのボルゴ・パニガーレを本拠地とするドゥカティにとって記録的なシーズンを飾る
• ドゥカティのレースに対する情熱と高度なテクノロジーは、世界選手権におけるベンチマークを設定：MotoGPおよびスーパーバイク世界選手権（SBK）の両方で、2シーズン連続でライダーおよびコンストラクターズ・タイトルを獲得したメーカーはドゥカティのみ
• ドゥカティは、スーパースポーツ世界選手権（WorldSSP）でもライダーおよびコンストラクターズ・タイトルを獲得し、ドゥカティ・コルセにとって夢のようなシーズンに華を添える

限界は超えるために存在する。あらゆる課題を克服して、過去の記録を破る。

栄光の歴史が再現されました。ドゥカティがMotoGPワールド・チャンピオンを獲得しました ！MotoGP最終戦のバレンシアGPでフランチェスコ・バニャイアが優勝し、デスモセディチGPとのオールイタリアン・コンビが他の2人のドゥカティ・ライダー（プラマックレーシング・チームのホルヘ・マルティンとVR46レーシング・チームのマルコ・ベッツェッキ）を抑えて最終順位で首位に立ち、2年連続でワールド・タイトルを獲得しました。2023年シーズンのMotoGP世界選手権において、ドゥカティはすべてのレースで表彰台を獲得し、主要なモーターサイクル世界選手権のすべてのタイトルを獲得し、記録的なシーズンとなりました。

これは、世界中のドゥカティスタに大きな喜びをもたらしただけでなく、MotoGPにおけるバニャイアの圧倒的な存在感、SBKにおけるアルバロ・バウティスタのタイトル防衛、そしてWorldSSPにおけるニコロ・ブレガの初タイトル獲得は、常に上を目指して限界に挑戦するというドゥカティの哲学を実証するものです。

今シーズン、大きな成功を収めたドゥカティ・コルセのマシンに共通する要素は、デスモセディチGP、パニガーレV4 R、パニガーレV2を、それぞれのカテゴリーに頂点に導いた最高レベルのエンジニアリングです。事実、ドゥカティは3つの世界選手権でライダーズ・タイトルを手中に収めただけでなく、すべてのカテゴリーでコンストラクターズ・タイトルも獲得し、メイド・イン・イタリーの才能、仕事に対する情熱や献身的な作業を改めて世界に示しました。

過去のシーズンで、MotoGPおよびSBK世界選手権で、ライダーズ・タイトルとコンストラクターズ・タイトルの両方を2年連続で獲得したメーカーは、ドゥカティだけです。ドゥカティは、MotoGP世界選手権でタイトルを獲得した日本以外の唯一のメーカーです。今回のタイトルは、ドゥカティにとって3度目の栄光となります。SBKでは、ドゥカティは過去に合計16回のタイトルを獲得しています。

2023年シーズンのMotoGPでは、ドゥカティのマシンの圧倒的な技術力が証明されました。ドゥカティのMotoGPマシンは、単一シーズンにおける最多優勝記録（20グランプリ中17グランプリ）に加え、単一シーズンで優勝したライダーの最多記録（6名：フランチェスコ・バニャイア、エネア・バスティアニーニ、マルコ・ベッツェッキ、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ、ホルヘ・マルティン、ヨハン・ザルコ）など、モーターサイクルによる世界選手権のいくつかの重要な記録を塗り替えました。

ドゥカティ最高経営責任者（CEO）クラウディオ・ドメニカーリ：「1年前、私たちは世界中のファンとともにMotoGPおよびスーパーバイク世界選手権のワールド・タイトル獲得を祝い、彼らの大きな喜びと熱意に圧倒されたことを覚えています。今日、私たちは再び偉業を達成し、喜びを共有しています。私はこのタイトルを、レースの世界における頂点を常に目指すという“意識の勝利”であると考えています。“ペッコ”は素晴らしいシーズンを過ごし、今日、彼は再び私たちの歴史を塗り替え、MotoGPで2度ワールド・チャンピオンになった初のドゥカティ・ライダーとなりました。また、素晴しいタイトル争いを演じたホルヘと、長年にわたって世界選手権で戦ってきたベッツェッキの健闘も称えたいと思います。今シーズンは、MotoGP総合ランキングのトップ3をドゥカティ・ライダーが独占しました。これは、世界最高峰のモーターサイクル・レースにおけるドゥカティの優位性をもっとも明白に証明するものです。素晴らしい2022年シーズンを終えて、2023年シーズンも同じレベルで戦うことは決して簡単な挑戦ではありませんでしたが、私たちはそれを情熱と誇りを持って戦いに臨みました。今シーズンにおけるチーム全員の素晴しい才能と献身的な努力のおかげで、昨年の結果をさらに上回ることができ、MotoGPとスーパーバイク世界選手権だけでなく、スーパースポーツ世界選手権のタイトルも獲得することができました。ドゥカティとドゥカティ・コルセのすべてのスタッフを誇りに思います。私たちは、これに満足することなく、さらなる高みを目指して来シーズンも戦うことをドゥカティスタの皆様にお約束します」

バレンシアGPでバニャイアがチェッカーフラッグを受けた瞬間、ドゥカティ・レノボ・チームのピット、リカルドトルモ・サーキットのドゥカティ・グランドスタンド、そしてボルゴ・パニガーレ本社の大型スクリーンで観戦していたドゥカティ従業員から大きな歓声が湧き上がりました。

ドゥカティは、MotoGP、SBK、WorldSSP世界選手権のすべてのタイトルを獲得しました。来る12月15日には、ボローニャで記念イベントの開催が予定されており、今シーズンの主役となったすべてのライダーが集結して、この素晴しい結果をファンの皆様と祝います。イベントに関する最新情報は、今後数週間以内に発表される予定です。

2023年シーズンにおけるドゥカティの成績

MotoGP：

17 – 2023年MotoGP世界選手権でドゥカティ・ライダーが達成した勝利数 – MotoGPにおける歴代記録

6 – 今シーズン少なくとも1つのレースで優勝したドゥカティ・ライダーの数（バニャイア、バスティアニーニ、ベッツェッキ、ディ・ジャンアントニオ、マルティン、ザルコ) – MotoGPにおける歴代記録

9 – 2023年MotoGP世界選手権で、表彰台をドゥカティ・ライダーが独占したレース - MotoGP記録

44 – 2023年シーズン中に8人の異なるドゥカティ・ライダーが獲得した表彰台の数（MotoGP世界選手権に参戦したすべてのドゥカティ・ライダーがシーズン中に少なくとも1回表彰台に登壇）

17 – 2023年シーズン中にドゥカティ・ライダーが獲得したポールポジションの数

46 – MotoGPで、ドゥカティ・ライダーが連続してトップ3でフィニッシュした回数、（2023年シーズンに開催されたすべてのスプリント・レースも、少なくとも1人のドゥカティ・ライダーが表彰台を獲得）

スーパーバイク世界選手権（SBK）：

27 – 2023年SBK世界選手権で、ワールド・チャンピオンのアルバロ・バウティスタが達成した勝利数 – SBKにおける歴代記録

59 – アルバロ・バウティスタがSBKでドゥカティ・パニガーレV4 Rを駆って優勝した数。これによりバウティスタは、伝説的なライダーのカール・フォガティ（55回）やトロイ・ベイリス（52回）を抑えてドゥカティのSBK史上最も成功したライダーとなりました – ドゥカティにおける歴代記録

45 – 2023年SBK世界選手権で、ドゥカティ・ライダーが獲得した表彰台の数

79 - パニガーレV4 Rデビューシーズン（2019年）から現在までに達成したSBKの勝利数

スーパースポーツ世界選手権（WorldSSP）：

16 – 2023年WorldSSP世界選手権で、ワールド・チャンピオンのニコロ・ブレガが達成した勝利数

33 – 2023年WorldSSP世界選手権で、パニガーレV2に乗るドゥカティ・ライダーが獲得した表彰台の数