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ドゥカティMotoE:サーキットの走行動画を公開!

ドゥカティMotoEプロトタイプがサーキットを走行する最初のビデオが本ウェブサイト、YouTubeチャンネル、ドゥカティのソーシャルメディア・チャンネルで公開されました。

ドゥカティ初の電動モーターサイクルは、2021年12月にミサノ・ワールドサーキットで実施された最初のサーキット・テスト以来、収集されたデータの分析、技術開発、社内および主要なサーキットで実施された数多くのテストを通じて、絶え間なく進化してきました。

ドゥカティeモビリティ・ディレクター、ロベルト・カーネ:「ドゥカティMotoEプロトタイプで初のサーキット・テストを実施して以来、プロジェクトの開発作業は一瞬も止まることなく続けられてきました。チーム全体が懸命に作業を続けた結果、継続的な進化を遂げ、非常に満足できるマシンに仕上がっています。私たちのプロトタイプは、開発の開始からわずか4か月で、既にイタリアの主要なサーキットを走行し、ポジティブな感触を得ています。やるべきことはまだ沢山ありますが、正しい方向に進んでいることは確かです」

バレルンガ・サーキットで撮影されたビデオでドゥカティMotoEマシンをライディングしているのは、2019年のFIM Enel MotoE World Cupに参戦し、電動モーターサイクルの扱いに精通している元世界選手権ライダーのアレックス・デ・アンジェリスです。デ・アンジェリスは、MotoEプロトタイプを最初にライディングし、長い経験を誇るミケーレ・ピッロとともに、本プロジェクトの開発チームに正式に加わりました。

イタリアのボルゴパニガーレを拠点とするドゥカティは、2023年シーズンからFIM Enel MotoE™ World Cup(MotoGP世界選手権の電動バイク・クラス)に参戦するマシンを供給する唯一のサプライヤーとなります。マシンの開発は、ドゥカティの数多くの部門が協力しながら行われ、高い熱意と、優れたチームワークにより、サーキットおよび社内の両方で進められています。

「V21L」と呼ばれるこのプロトタイプは、ドゥカティ・コルセとドゥカティの研究開発部門との間の緊密なコラボレーション、継続的なノウハウの共有により、優れたパフォーマンスと電動モーターサイクルにおける軽量設計のベンチマークを達成することを目標に製作されました。

MotoEプロジェクトは、ドゥカティの電動化の時代の始まりを示すものであり、ドゥカティの歴史上、極めて重要なステップでもあります。ドゥカティは、今後数か月にわたり、マシンの技術的進化に加え、この魅力的で野心的なプロジェクトに関する詳細な情報を、世界に向けて継続的に発信する予定です。

#DucatiMotoE