ドゥカティとジェラルド・チャールズ、アイコン・モデルのドゥカティ916に敬意を表したタイムピースの芸術作品、マエストロ4.0 ドゥカティ30°アニバーサリオ916を発表

ドゥカティは、スイスの高級時計メーカー、ジェラルド・チャールズと提携し、ドゥカティのアイコン・モデル、916の30周年を記念した限定モデル、マエストロ4.0 ドゥカティ30°アニバーサリオ916を発表しました。高いプレステージ性を特徴とする両ブランドのコラボレーションにより、創業者のジェラルド・チャールズ・ジェンタがデザインし、同社の象徴となっているマエストロ・ケースと自社製ムーブメントに、ドゥカティ・スーパースポーツ・バイクの伝説に敬意を表した一連のディテールを組み合わせた、250本限定のコレクターズ・ウォッチが誕生しました。

マエストロ4.0 ドゥカティ30°アニバーサリオ916は、ドゥカティおよびジェラルド・チャールズの特徴と価値観を巧みに融合したタイムピースの芸術作品です。両ブランドは、歴史的デザイナーとして名を馳せたジェラルド・チャールズ・ジェンタとマッシモ・タンブリーニから受け継いだスタイル・エレメントを現代へと受け継いでいます。マエストロ4.0は、天才的な2人の「巨匠」のインスピレーションをもとに、高精度で高品質なタイムピースに、ドゥカティ・モーターサイクルのダイナミズムとパフォーマンスを組み込むことで、両ブランドの世界観を最大限に表現しています。

クラウディオ・ドメニカーリ、ドゥカティ最高経営責任者（CEO）：「ジェラルド・チャールズとコラボレーションできたことを大変誇りに思います。私たちは協力して、ドゥカティ916のような正真正銘のアイコン・モデルに敬意を表する特別なタイムピースを製作しました。デザインセンターにおける共同作業では、明確なアイデアを念頭に置き、技術的および設計上の困難に直面しても、作業を中断することはありませんでした。このアプローチにより、ドゥカティとジェラルド・チャールズが共有する価値観、すなわち、情熱、クラフトマンシップ、細部へのこだわりを反映した高品質な製品に、さらなる価値が加わっています」

フェデリコ・ジビアーニ、ジェラルド・チャールズCEO：「私たちは、毎年1つのコンプリケーション（複雑機構）を導入するという約束に従い、当社の時計には13年間も搭載されていなかったジャンピングアワー機構を導入しました。マエストロ4.0 ドゥカティ30°アニバーサリオ916は、ドゥカティ・ホイールが回転することによって時間を表示します。また、内部のメカニズムが見えるオープンワーク機能も備え、型破りなコンプリケーションを好んだ創業者のジェラルド・チャールズ・ジェンタの意思を受け継いでいます。ジャンピングアワー・ディスクには、スケルトン化されたモーターサイクルのホイール・デザインを採用したため、いくつかの技術的な課題に直面しました。そのため、アイコン・モデルのドゥカティ916の伝統を完全に表現するまでに、1年半の開発期間を要しました。このようにして完成したリミテッド・エディションは、クリエイティブな芸術作品であると同時に、高度なテクノロジーも体現しています。私たちの目標は、調和の取れたデザインと高度な機械的特性を維持しながら、従来の時計製造の常識を打ち破ることです」

耐久性とデザインの両方を考慮して考案されたこのタイムピースは、マットブラックのセラミック製ベゼルとマーブルブラックのカーボン鍛造ケース本体を備え、グレード5のチタニウム製クラウン、ケースバック、バックルがシームレスに統合され、ドゥカティとジェラルド・チャールズの卓越した製品づくりへの取り組みが完璧に表現されています。モーターサイクルの世界では、極めて軽量かつ耐久性に優れていることで知られるこれらの素材は、この新しいタイムピースに適しています。さらに、表面仕上げはサーキットのアスファルトを連想させます。特殊なケース構造により、10 ATM/100 mtの高い耐水性と5Gの耐衝撃性が実現しています。

マエストロ4.0 ドゥカティ30°アニバーサリオ916は、ジェラルド・チャールズ初のスケルトン・ジャンピングアワー・ウォッチであり、また、モーターサイクルのホイールに時間を表示する初のウォッチでもあります。ケース中央には、ドゥカティ916のホイールを彷彿とさせるセンター・ホイールが配置されています。ゴールドのジャンピングアワー・ディスクは、オリジナルの3本スポーク・ブロンズ合金ホイールを表現したもので、ブラックのケースとのコントラストを強調しています。サファイアガラス上部には、現在時刻を示す「ギシェ」フレームが組み込まれ、スーパールミノバ（蓄光性夜光顔料）を注入したレッドの文字盤により、暗闇でも時刻を確認することができます。

誕生30周年を迎えた伝説的なドゥカティ916へのオマージュは、ガラス製のケースバックにも表れています。ケースバックからは、ジェラルド・チャールズの高精度なムーブメントを見ることができ、記念のローレル（月桂樹）とモーターサイクルを象徴するロゴで装飾されています。パニガーレV4 SP2 30°アニバーサリオ916のオーナーがこのタイムピースを購入した場合、ケースバックに、所有するバイクのシリアルナンバーが刻印されるという、ユニークなカスタマイゼーションが施されます。