Vehicle

スーパースポーツ950は、エンジンをシャシの構造部材として使用するトレリス・フレームを採用しています。メインのスチール製トレリスはシリンダーヘッドに接続されています。リアシート・ポスト・サブフレームもスチール製で、こちらはリア・シリンダーに固定されています。 

この構造により、ねじり剛性の高い非常にコンパクトで軽量なフレームが誕生し、スーパースポーツ950のダイナミックな走りに貢献しています。エンジンをサポートするフレーム構成により、以前のモデルよりも1kg軽い、210kgの車重が実現しています。

スーパースポーツ950は、真のドゥカティ・スポーツバイクとして、アジャスタブル・サスペンションと重力鋳造アルミニウム製の片持ち式スイングアームを装備しています。このスイングアームは、高い剛性と軽量化を両立させており、テクニカルでプロフェッショナルな外観の創出にも貢献しています。

フロントには直径43mmのマルゾッキ製フォークが装備されています。このフォークは、油圧式のフルアジャスタブル・タイプで、プリロードを調整することもできます。リアにはザックス製ショック・アブソーバーが装着され、片側がリア・シリンダーに、反対側は片持ち式スイングアームに固定され、スプリング・プリロードと油圧による伸び側の調整が可能です。

スーパースポーツ950 Sには、洗練されたアジャスタブル・タイプのオーリンズ製サスペンションが装備されています。フロント・フォークは、48mm径のインナー・チューブを備え、最大限にスムーズな作動を実現するためにTiNコーティングが施されています。リアには、リザーバー・タンク一体型のオーリンズ製フルアジャスタブル・モノショックが装着されます。

両バージョンには、アジャスタブル・タイプのオーリンズ製ステアリング・ダンパーも標準装備されます。 

スーパースポーツ950には、フロント 3.50x17インチ、リア 5.50x17インチのスポーティな「Y」字デザイン3本スポーク・アロイホイールが装着されています。 タイヤはピレリ製ディアブロ・ロッソ3で、サイズはフロントが120/70 ZR17、リアが180/55 ZR17です。ピレリ製ディアブロ・ロッソ3は、公道走行時におけるパフォーマンスを最大化します。

ピレリ製ディアブロ・ロッソ3は、タイヤ・プロファイル、最新世代の素材、革新的な構造、バイ・コンパウンド・デザイン、ディアブロ・スーパーコルサから派生した“フラッシュ”なトレッド・パターンにより、素晴らしいハンドリング、絶対的なグリップ、ウェット路面における優れたパフォーマンスを実現する一方で、タイヤのライフサイクル全体にわたって安定したパフォーマンスを維持します。

スーパースポーツ950のブレンボ製ブレーキ・システムは、テクニカルな性能だけでなく、視覚的なインパクトの面でも、スポーツモデルにふさわしいブレーキです。フロントには、ブレンボ製M4-32モノブロック・ラジアル・キャリパー、320mm径ダブル・ディスク、セパレート・タイプのリザーバー・タンクを備えたブレンボ製セルフ・ブリーディング・ラジアル・ポンプ、調節可能なレバーを装着しています。

ピレリ製ディアブロ・ロッソ3は、タイヤ・プロファイル、最新世代の素材、革新的な構造、バイ・コンパウンド・デザイン、ディアブロ・スーパーコルサから派生した“フラッシュ”なトレッド・パターンにより、素晴らしいハンドリング、絶対的なグリップ、ウェット路面における優れたパフォーマンスを実現する一方で、タイヤのライフサイクル全体にわたって安定したパフォーマンスを維持します。

シートのフォーム材を変更したことにより、乗り心地も向上しています。さらに、ヒートガードを採用したことも、快適性の向上に寄与しています。このヒートガードは、エグゾースト・マニホールドの熱を遮断し、フェアリングから導入されたエアをライダーの足元に送り込みます。

パッセンジャー・シートは、フットレストと十分な距離が保たれ、適切な厚さのパッドを備えています。快適性を高めるため、ドゥカティ・パフォーマンス・アクセサリーから、ライダーおよびパッセンジャー用のより厚いパッド（+25mm）を備えたシートを選択することも可能です。さらに、標準のグリップよりもさらに人間工学を考慮して、アンダーシートに統合されたパッセンジャー用のグラブ・ハンドルも用意されています。