2019年5月27日 ボルゴパニガーレ(イタリア、ボローニャ)
オリジナル仕様のハイパーモタード950が、コモ湖(イタリア)のチェルノッビオで開催され、クルマやモーターサイクルのエレガンスさ(見た目の美しさ)を競うコンクール、コンコルソ・デ・エレガンツァ・ヴィラ・デ・エステの「コンセプト・バイク:メーカーおよびインディペンデントによるニューデザイン&プロトタイプ」カテゴリーで優勝しました。
ドゥカティ・スタイル・センターによって製作されたこのコンセプト・バイクは、究極のボディプロポーションとコンパクトなフルLEDプロジェクター・ライトを採用することによって、ハイパーモタード950の軽快でアグレッシブなキャラクターをさらに際立たせています。レーシング・キャラクターとアーバン・ファイターという2つの特徴を見事に融合したこのモーターサイクルは、MotoGPからフィードバックされた高度なテクノロジーと、都会の落書きにヒントを得たインパクトのあるグラフィック・デザインによって、その個性がさらに強調されています。
ヴィラ・デ・エステ審査員の投票によって決定した今回のアワード受賞は、ソーシャル・ネットワークにおける高い人気によっても裏付けられています。ドゥカティの公式InstagramとFacebookに掲載されたこのプロトタイプは、わずか数時間のうちに、何千もの「いいね!」を獲得しました。
ドゥカティ・スタイル・センターのディレクターであるアンドレア・フェラレージは、次のように述べています。「ディアベル1260が最近受賞したレッド・ドット・デザイン賞に続き、ヴィラ・デ・エステのコンテストに出展したコンセプト・バイクが1位を獲得することができて大変嬉しく思っています。ハイパーモタードのスタイル・コンセプトは、今回新たに採用した新しいエレメント、特にグラフィック・デザインと見事に調和し、インパクトのあるデザインの創出に貢献しています。私たちは、このコンセプト・バイクが、ソーシャル・ネットワークでも高い評価を得たことに非常に満足しています。私たちはモーターサイクルをデザインするときに、卓越したスタイルを実現することに焦点を当てて、全力で取り組んでいます。今回のコンクールで、栄誉あるアワードを受賞できたことを大変誇りに思っています」
1929年に初開催された、コンコルソ・デ・エレガンツァ・ヴィラ・デ・エステは、ヒストリックカーやモーターサイクルの美しさを祝うために始まったイベントです。現在では、長い伝統を備えた世界有数の国際的コンテストとなっています。「コンセプトカー&プロトタイプ」カテゴリーは2002年に導入され、クラシックカー向けのカテゴリーとは別に、未来のクルマとモーターサイクルのための新しい扉を開きました。