Faster. Stronger. Together.
ドゥカティは、デスモ・オーナーズ・クラブ(D.O.C.)、ドゥカティチームのライダー、サプライヤー、パートナー、ドゥカティ・ファンをはじめとする全てのドゥカティ・ファミリーに向けて、ボローニャのサント・オルソーラ総合病院が新型コロナウイルス感染症の回復期の患者のために開発したリハビリテーション・プログラムに資金提供する国際的な募金活動を開始しました。
私たちは、2020年6月までに、新型コロナウイルス感染症の回復期の患者のために使用する医療機器、研究費、スタッフのために必要な資金を確保したいと考えています。
ドゥカティは、常に地域社会におけるリーダー的な役割を果たしています。それは、世界的に有名な二輪および四輪メーカーが集まるモーター・バレイ地域 における主導的な立場だけでなく、優れた医療施設の面でも際立っています。エミリア・ロマーニャ地方は、新型コロナウイルス感染症治療のイタリアにおける重要な拠点となっています。まさにこの地域に本社を構えるドゥカティは、世界中のドゥカティ・レッドを愛して止まないドゥカティスタにとっても特別な場所なのです。
今回の募金活動は、ドゥカティ取締役会のメンバーが始め、その後、多くの従業員が続きました。従業員から集まった募金と同額を会社がさらに上乗せすることによって、「 #raceagainstCOVID 」の募金活動を開始するための10万ユーロが集まりました。
オンラインによる寄付
クレジットカードを利用する場合は、クラウドファンディングの「GoFundMe 」サイトの専用ページから寄付を行うことができます(スマートフォン・アプリも利用可能です)。寄付金は、ボローニャのサント・オルソーラ=マルピーギ総合病院に直接寄付されます。
オフラインによる寄付
銀行振込で寄付するには:アカウント名:Azienda Ospedaliero Universitaria di Bologna per sanità di Bologna per COVID-19
送金手続き後、donate@ducati.comへ寄付をお知らせください。キャンペ ーン内容を正確に更新するためにご協力をお願いします。
緊急事態の後、研究、リハビリテーション、支援が必要になります。
サント・オルソーラ総合病院とボローニャ地方の卓越性をサポートします。
サント・オルソーラ総合病院は、非常に長い歴史を持ち、ベッド数でイタリア最大の公立病院であり、現在はボローニャ大学医学部および外科部の本拠地でもあります。
2020年4月以降、サント・オルソーラ総合病院は、新型コロナウイルス感染症患者を受け入れ、エミリア・ロマーニャ州およびイタリア国内から入院した感染患者の集中治療を行っています。
募金活動の目的は、2020年6月までに、新型コロナウイルス感染症の回復期の患者のために使用する医療機器、研究費、スタッフのために必要な資金を確保することです。
未来を見据えた非常に特別な学際的プロジェクト
"新型コロナウイルス感染症から回復した人でも、ウイルスの脅威によって、しばしば臓器や体内組織に大きな後遺症が残る場合があります。ウイルスの標的は、肺だけでなく、心臓、循環器系、腎臓、脳にも及びます。肺、心臓、腎機能の障害が発生したり、血栓症のリスクが高まったり、神経学的な後遺症が残る場合もあります。これらの患者を監視、治療し、リハビリテーションを行うために、心臓専門医、神経科医、腎臓専門医、呼吸器科医、物理学者、感染症専門医から構成される、新型コロナウイルス感染症回復期専用の総合的治療施設の開設が進められています。
これらの患者に対しては、高度なリハビリテーション・プログラムも提案されます。例えば、(呼吸障害があるため自宅で療養している患者用に)リモートで患者の状態を診察する遠隔医療ツール、在宅患者のリハビリ用ロボット、超音波装置、心エコー(心臓超音波)検査装置、呼吸筋の電気刺激装置、筋肉の強さを測定してトレーニングを実施する装置、一般的なアクティブおよびパッシブ・エクササイズ用バイクなどが必要です"
キアラ・ジベルトーニ
(サント・オルソーラ総合病院ゼネラルマネージャー)
サント・オルソーラ総合病院 とは
大学病院であるサント・オルソーラ=マルピーギ総合病院は、非常に長い歴史を持ち(最初の診療は1952年にまで遡ることができます)、ボローニャ大学医学部および外科部の本拠地でもあります。この病院はボローニャ市の中心部に位置し、約1.8 2kmの広さを備え、総合病院の各部署が設置される27の病棟から構成され、毎日約2万人がこの病院を利用しています(従業員、大学生と教師、患者、面会者、サプライヤーなど)。サント・オルソーラ=マルピーギ総合病院は、様々な症例における国内および国際的な研究機関となっています。内部組織は9つの部署から構成され、(病院および大学の)診療活動は統合されています。組織は、さらに87の作業ユニットに分割され、患者の支援、学生の教育、研究活動に専念できるようになっています。ベッド数は1,487床で、研究者や大学の医師を含む5,185人のスタッフが働いています。年間約65,000人の入院患者を受け入れ、300万を超える専門の外部サービスを行っています。サント・オルソーラ=マルピーギ総合病院は、新型コロナウイルス感染症患者を受け入れ、エミリア・ロマーニャ州およびイタリア国内から入院した感染患者の集中治療を行っています。