防水テストでは、“レイン・チャンバー”と呼ばれる実験室で暴風雨を人工的に再現し、どのような気象条件でもパニアケース内に水が浸入しないことを確認します。
最初のデザインスケッチから最終製品まで。ドゥカティ・パフォーマンスの新しいサイドパニアケースは、12カ月の集中的な作業を経て完成します。
その製作プロセスは、ひとつの壮大な旅に例えられます!この製品は、完璧なツーリング用アクセサリーを製作するという情熱の下、品質、デザイン、機能性に徹底的にこだわっています。
次のステップは、3Dプリンターによるプロトタイプの作成です。その後、プロトタイプをモーターサイクルに装着して、容量、固定システム、美的側面が評価されます。
この段階から、集中的なテストが開始されます。
パニアケースの生産段階では、サプライヤーの豊富なノウハウが投入されます。この作業が完了するまでに、数カ月を要する場合もあります。その理由は、コンピューター制御されたフライス盤を使用して、ひとつのスチール製金型を製作するだけで、数カ月が必要だからです(各パニアケースに、数個の金型を作成する必要があります)。
金型が完成したら、いよいよ生産が始まります。完成した各パーツの品質は、継続的に検査されます。
最終仕上げ、グラフィックやロゴの装着が完成したら、サイドパニアケースは、ドゥカティ・ディーラーへ向けて発送する準備が整います。