極端なボアXストローク比により、スーパークアドロは2気筒エンジンのベンチマークを設定しています。最高出力は155ps@10,750rpm、最大トルクは104Nm@9,000rpmです。
ドゥカティを語るうえで不可欠な存在となっている2気筒エンジンは、30年以上にわたってレースの世界で数多くの歴史的な勝利を積み重ね、人々の記憶に忘れられない印象を残してきました。スーパークアドロは、1199パニガーレとともに誕生し、その後955ccへと進化しました。スーパークアドロという名称は、非常に極端なボアXストローク比に由来しており、絶対的なベンチマークとなる最高出力を発生します。
スーパークアドロ・エンジンのテクニカル・ソリューションは、洗練されたメカニズムと高度なテクノロジーにより、新たな基準を設定しました。
このエンジンを搭載したモデルをご覧ください。
955ccスーパークアドロの最高出力は155ps@10,750rpm、最大トルクは104Nm@9,000rpmです。
スーパークアドロという名称は、非常に極端なボアXストローク比に由来しており、1,285ccの排気量から、2気筒エンジンとしては絶対的なベンチマークとなる最高出力を発生しました。
極端なボアXストローク比により、スーパークアドロは2気筒エンジンのベンチマークを設定しています。最高出力は155ps@10,750rpm、最大トルクは104Nm@9,000rpmです。
デスモドロミック・バルブ駆動システムには、摩擦を減らして耐久性を高めるため、チタニウム製インテーク・バルブに加え、航空宇宙の世界で生まれたDLCコーティングを施した「スーパー仕上げ」ロッカーアームが採用されています。チェーン/ギアの両方を使用してバルブを駆動するシステムは、効率性と信頼性の面で新たなベンチマークを確立しました。
クランクケースはVacural®鋳造(高真空ダイカスト)製で、NikaSilコーティングが施されたアルミニウム製シリンダー・ライナーにより、ヘッドをクランクケースに直接固定できるようになりました。シリンダーヘッド・カバー、クラッチ、オイル・パンはマグネシウム製で、非常にコンパクトで剛性の高いエンジンに仕上がっています。
クイックシフターを標準装備することにより、クラッチを使用したり、スロットルを閉じたりすることなく、シフトアップ/シフトダウンを行うことが可能になりました。
これにより、本格的なスポーツ走行はもちろんのこと、街乗りの際にもライダーを理想的にサポートします。
スーパークアドロはパニガーレV2とストリートファイターV2に搭載されていますが、ファイナルレシオが異なっています(0.333に対して0.349)。